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秋冬の紫外線対策!紫外線の量と種類について

秋冬 紫外線

夏に比べて日差しが弱まる秋冬には紫外線対策をしない人も多いようですが、油断は禁物!ウィンタースポーツを楽しむ時はもちろん屋内にいるときもきちんとケアする必要があるんです!今回は夏とは異なる紫外線の種類や量、秋冬におすすめの紫外線対策などをお伝えしていきます。

目次

秋冬の紫外線とは?紫外線量が多い季節

秋冬 紫外線

紫外線は夏が一番強く、秋から冬にかけて減少します。実際に気象庁のUVインデックス年間推移グラフをみてみても、2020年の東京の様子は8月がダントツに紫外線が多いですね。

その次に多いのが5月と6月となっています。曇りの日が多く、直接的に太陽を感じることが少ない梅雨の時期ですが、実は紫外線が多い季節です。

その次に多いのが7月と9月。11月~1月にかけては紫外線が弱まっているようです。

秋冬 紫外線
気象庁https://www.data.jma.go.jp/gmd/env/uvhp/link_uvindex_month54.html

この様子から見ると、秋冬、特に11月~1月はあまり紫外線対策をする必要がなさそうにかんじます。でも、実は夏とは別の紫外線の種類に注意が必要なのです。次の項目では紫外線の種類について詳しくお伝えします。

秋冬の紫外線の種類と影響について

秋冬 紫外線

紫外線は3種類に分かれていて、主に以下のような特徴があります。

【UVA】(紫外線A波)

UVAは波長が長く320⁻400mあるといわれています。波長が長いため室内にいても人体に到達するUVAは、肌の奥深くにまで影響を与えるのが特徴です。UVAの多くは体に吸収されたあと細胞を酸化させる活性酸素を作り出し、シミやそばかす、しわや年齢肌の大きな原因になります。肌表面への影響は一見少ないようには見えますが、実は肌の奥深くに影響を与えるUVA。屋内外問わず常に身の回りに存在しています。

【UVB】(紫外線B波)

UVAに比べて波長が短く、280‐320mほどですが、実は紫外線は波長が短いほど生物に影響を与えるといわれています。地上に到達する紫外線としては1割程度の割合のUVBですが、実はUVAよりも約1000倍ほども日焼けをさせる力が強く、夏の紫外線対策は主にUVBのことを指しています。肌の深層部まで到達するわけではありませんが、皮膚がんなどの疾患を引き起こす要因にもなる波長です。

【UVC】(紫外線C派)

UVBよりもさらに波長の短いUVCですが、実はこれはオゾン層で破壊されるため、地上には到達せず、人体に影響を与えるものではありません。

つまり、私たちがケアする必要がある紫外線の種類はUVAとUVBになるわけです。

参考資料https://www.healthline.com/health/skin/uva-vs-uvb#comparison-chart

秋冬に紫外線対策が必要な理由

秋冬 紫外線

紫外線の種類と影響は把握できましたが、秋冬に減少する紫外線をそこまでケアする必要があるのでしょうか?

実は日焼け等、肌表面に大きな影響を与えやすいUVBは夏のピーク時に比べて冬には1/5程度に減少するのに対し、UVAの量はあまり変動がないのです。つまり、肌の奥深くまで到達するUVAは、夏だけでなく年間通して気を付ける必要があるということですね。

波長の長いUVAは室内にも入り込むため、オフィスワークやお家の中でもケアが必要。また、アウトドアでウィンタースポーツなどを楽しむ人は、雪やゲレンデに反射してより多くの紫外線を受けやすくなります。そのため、夏だけでなく秋冬にもしっかりと紫外線対策をする必要があります。

とはいえ、ダメージの強いUVBは減少している秋冬。夏と同じケアをする必要はありません。逆に夏と同じ日焼け止めを利用することで、お肌の負担や肌荒れの原因になることも…

秋冬はできるだけお肌の負担にならないような紫外線ケアをするのがベターです。次の項目で詳しくご紹介してしていきます。

秋冬の紫外線対策

秋冬 紫外線

秋冬は夏とは異なる紫外線対策がおすすめです。大きな理由の一つが、日焼け止めの肌への負担

当たり前ですが、日焼け止めには多くの成分が含まれており、化学薬品や添加物も含まれています。

一般的にSPFが強くなればなるほど刺激が強くなります。また、UVミルクやスプレーなどの強力ウォータープルーフは肌を乾燥させやすく、落としにくいという特徴があります。

もちろんしっかりUV対策をするべきではありますが、真夏のピーク時に比べてUVBが比較的落ち着いている秋冬には、以下のポイントを抑えて肌への負担を軽減させることも大切です。

ポイント①保湿

保湿成分が配合されているアイテムは秋冬の紫外線対策におすすめです。夏に汗をかいたりオイリー肌になりやすい人も、秋冬の乾燥する季節には日焼け止めを見直すのがベター。保湿効果がある日焼け止めを見つけられなかった場合は、ジェルタイプを選ぶようにすると比較的乾燥しにくい傾向にあるようです。

ポイント②石鹸で落とせる

夏は汗だけでなく海やプールに遊びに行くことも多いため、ウォータープルーフの日焼け止めを利用する人が多いですが、しっかり落としきれていないことで肌トラブルの原因になってしまうことがよくあります。またしっかり洗い流すために日焼け止め専用クレンジング等を利用すると、肌の栄養まで流してしまうことも。秋冬の紫外線対策では石鹸で落とせるタイプのアイテムを利用し、肌の栄養を閉じ込めつつ、休息を与えながらケアすることが大切です。

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ポイント③重ね付けしやすい

上記でお伝えした通り強力なウォータープルーフは秋冬にはおすすめではありません。ただしインフルエンザや多くの菌が蔓延し、さらにコロナの影響もあって手洗いの回数が増えている昨今。手洗いで日焼け止めが落ちてしまうことも珍しくありません。そのため小まめに重ね付けしやすい日焼け止めがおすすめです。付け心地が軽く肌に優しいアイテムを選ぶようにしましょう。

ポイント④小さ目のボトル

夏よりも使用頻度や使用量の少ない秋冬用の日焼け止めは小さ目のボトルを購入するのがおすすめです。日焼け止めは一度開封すると徐々に酸化が進んでしまい、肌に悪影響を与えかねません。そのため、小ぶりのボトルを使い切ったらまた新しいアイテムを購入するようにしましょう。

ポイント⑤内側から酸化ケア

紫外線は肌をさせることで、肌年齢やシミそばかすの原因につながります。特に夏の間に多くの紫外線や刺激の強い日焼け止めを使用することで、秋冬の肌は疲れ気味に。外側からのケアだけでなく、内側からもケアすることで健康的な美肌を維持することができます。抗酸化作用のあるビタミンやポリフェノールを多く摂取したり、食生活に気を配ることが大切。また、サプリメントなどで水素を取り込むことで、身体の余分な酸素を外に排出し、体内の酸化を防いでくれます。

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まとめ

今回は秋冬にも紫外線対策が必要な理由について詳しくお伝えしましたがいかがでしたでしょうか?夏とは異なる紫外線対策で、肌に優しいケアを心がけましょう。

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